初期設定
AD_ORCAにはORCA接続設定のみを登録します。後はサーバサイドで働き続けます。
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接続設定1(オンプレ)
無償ダウンロードのAD_ORCAは図のようなインタフェースです。
オンプレORCAのIPアドレスと、普段orcaclientで利用しているアカウントで、ORCA_APIの接続設定は完了です。
※ANNYYS_Dを入手して初期設定を行っている場合は既に入力されている可能性があります。

入力場所 | 内容 | 補足(各種設定内容が不明な場合は担当のORCAベンダーにお問合せ下さい.) |
---|---|---|
orca_ip | http://<ORCAのIPアドレス>:8000 | orcaclinetの設定画面が参考になります。 |
user | ユーザー名 | 正しいユーザー名を登録します。 |
password | パスワード | 正しいパスワードを登録します。 |
設定が完了したら[Chgeck]ボタンで導通テストを行ってください。
エラーが出る際の確認事項
- 設定内容に間違いが無いかもう一度確認してください。
- ORCAは起動していますか?(orcaclientで接続できますか?)
- ORCAに接続できるネットワークにサーバーを配置していますか?
- ORCAには特別なセキュリティ対策をしてもらっていませんか?
- その他不明な場合はOrca管理(業)者に確認してください。
※例えばサーバー機からORCAに接続して確かめる事もできます。
接続設定2(WebORCA)
WebORCA対応版(有償版)は こちらからお申込み頂けます。
※ANNYYSライセンスをお持ちの方は、別途購入する必要はありません。
アクティベート画面にメールアドレスを登録するだけで有償版として機能します。

入力場所 | 内容 | 補足(各種証明書ファイルは担当のORCAベンダーからお取り寄せ下さい.) |
---|---|---|
orca_ip | https://weborca.cloud.orcamo.jp/ | httpsから始まる指定のURLを登録します。 |
user | ユーザー名 | 正しいユーザー名を登録します。 |
password | APIキー | WebORCA用APIキー(64byte) |
TLS認証 | チェックする |
オンプレ版WebORCA:未確認
|
WebORCA | チェックする |
オンプレ版WebORCA:未確認
|
p12 | 非チェック(デフォルト) |
p12のみで認証する場合はチェック OSバージョンによる未対応の場合あり。
|
*.crt | ****.crtファイル |
拡張子が.crtのセキュリティ証明書ファイル |
*.pem | ****.pemファイル | 拡張子が.pemのファイル |
*.p12 | ****.p12ファイル | 拡張子が.p12のファイル |
*.p12pass | ****.p12ファイルのパスワード | 証明書ファイルの.pass拡張子ファイルをテキストエディタで開けば確認できる |
証明書の期限 | YYYY/MM/DD | 例えば期限が切れそうな場合の警告確認用フィールドに利用します。 |
接続設定3(WebORCAオンプレ版)
WebORCA対応版(有償版)は こちらからお申込み頂けます。
※ANNYYSライセンスをお持ちの方は、別途購入する必要はありません。
アクティベート画面にメールアドレスを登録するだけで有償版として機能します。
WebORCAオンプレ版の場合、以下のようにWebORCAのチェックだけ入れて他は何も登録しないでください。
※[Option]が黄色になるのは「証明書の期限日」が無いという事です。適当な日付を登録して回避できます。

入力場所 | 内容 | 補足(各種証明書ファイルは担当のORCAベンダーからお取り寄せ下さい.) |
---|---|---|
orca_ip | http://<WebORCAオンプレ版のIPアドレス>:8000 | httpから始まり、IPアドレスと:8000を登録します。 |
user | ユーザー名 | 正しいユーザー名を登録します。 |
password | APIキー | 正しいパスワードを登録します。 |
TLS認証 | チェックしない |
TLS認証接待をした場合はチェック
|
WebORCA | チェックする |
チェックする事で「<orca_ip>/api」となります。
|
p12 | チェックしない |
12のみで認証する場合はチェック OSバージョンによる未対応の場合あり。
|
*.crt | 空欄 |
有効な設定を行った場合は登録 |
*.pem | 空欄 |
有効な設定を行った場合は登録 |
*.p12 | 空欄 |
有効な設定を行った場合は登録 |
*.p12pass | 空欄 |
有効な設定を行った場合は登録 |
証明書の期限 | YYYY/MM/DD |
任意の日付を入れる事で警告色を消せる
有効な設定を行った場合は登録
|
設定が完了したら[Chgeck]ボタンで導通テストを行ってください。
エラーが出る際の確認事項
- 設定内容に間違いが無いかもう一度確認してください。
- ORCAは起動していますか?(orcaclientで接続できますか?)
- ORCAに接続できるネットワークにサーバーを配置していますか?
- 各種証明書ファイルは正しいですか?また有効期間内のものですか?
- p12にチェックをしている場合、*.p12passは正しいですか?
- ORCAには特別なセキュリティ対策をしてもらっていませんか?
- その他不明な場合はOrca管理(業)者に確認してください。
※例えばサーバー機からORCAに接続して確かめる事もできます。
(備考)[Check]ボタンのふるまい
AD_ORCAでのCheck処理は、該当のORCAに対しID番号が「0(ゼロ)番」の患者情報リクエストを送っています。
この時ORCA_APIからは「患者番号に該当する患者が存在しません」とエラーの回答がありますが、
導通テストとしては 正しい回答なのでこれでOKとしています。
もし、設定値のエラーやその他の故障やトラブルまたはネットワークの不調などで通信できなかった場合にはこのようなエラー回答さえも戻ってきません。 この場合、接続は NGとなります。
もし、設定値のエラーやその他の故障やトラブルまたはネットワークの不調などで通信できなかった場合にはこのようなエラー回答さえも戻ってきません。 この場合、接続は NGとなります。
通信処理にはcurlを利用しています。