DSN Settings

DSN Settingsでは、インポートで利用するインタフェースを登録します。インタフェースはいくつでも登録できます。

※ホストマシンとはAD_Connectorがインストールされているマシンを指します。

設定前の準備

ODBCインタフェースを利用する場合、先に以下の準備が必要です。
DBMSがODBCに対応している場合、ドライバーの入手からインストール方法はそれぞれのDBMSマニュアルを参照してください。
  1. ホストマシンにODBCドライバをインストールする。
  2. DSN(DataSourceName)をホストマシンに登録する。
JDBCインタフェースを利用する場合、先に以下の準備が必要です。
DBMSがJDBCに対応している場合、JDBCドライバファイル(*.jarファイル)の入手方法はそれぞれのDBMSマニュアルを参照してください。
  1. JDBCドライバに対応したJAVA実行環境をホストマシンに登録。
    必要に応じて、環境変数、CLASSPATHを登録
  2. JDBCドライバファイル(*.jarファイル)をホストマシンの任意の場所(例:C:\Jar\com.xxx.jdbc.jar)に配置

DSN設定

  1. [Resource Settings]>[DSN Settings]を開きます。
  2. 上段の[DSN Settings]にある[+]ボタンを押します。
  3. 名称 ODBC JDBC Memo
    Label 任意 任意 共通
    JDBC 空欄 JDBCドライバ(.jar)ファイルの場所をフルパスで登録します。
    例:C:\\Jar\com.xxxx.jdbc.jar
    ODBC:空欄
    JDBC:必須
    DSN(JDBC:DriverName) DSN名 JDBCドライバ名
    例:oracle.jdbc.driver.OracleDriver
    必須
    Host(JDBC:URI) ホスト名(IPアドレス) JDBC(URI)
    例:jdbc:oracle:thin:@dbserver:1521:oracle
    JDBC:必須
    Port ポート番号 ポート番号
    JDBC:必須
    Database Database名 Database名
    JDBC:必須
    User アカウント名 アカウント名
    JDBC:必須
    Password パスワード名 接続パスワード名
    JDBC:必須
  4. 登録が完了したら[SaveData]ボタンを押し、登録内容を保存してください。

設定確認

登録した内容が正しく機能するかテストを行います。また接続先DSN上にあるテーブル名一覧もここで取得しておきます。
  • [Connection Check]ボタンを押します。正しく接続できれば[Success!]<現在時刻>が表示されます。 エラーが表示された場合は、先の接続情報を見直してください。(表示された内容に一部ヒントが記載されている可能性があります。)
  • 接続が成功したら、System Catalog Tables Name (SQL)にSystemテーブル取得用のSQLを登録します。
    テーブル名取得時に必要な項目は以下の通りです。(※順不同)
    • テーブルID
    • テーブル名
    • スキーマ名(任意:DBMSによって必要無い場合もあります。)
    例:SELECT [TableId],[TableName](,[SchemaName]) FROM [Catalog(System)_TableName] のように記載されますが[]内の語句は、DBMS事に決められた内容がありますので、マニュアルなどから参照し正しい語句のSQL文を記入してください。
  • 処理が完了すると、Tables欄には対象接続で得られたテーブル一覧が表示されています。
  • これでこのDSN接続設定は完了です。必要に応じてDSN Settingsを追加登録してください。
以下は、あるDBMSの設定を完了させたキャプチャです。Tablesに対象のテーブルが130件程度登録されています。 このような簡単な準備をしておく事で後から全テーブルの情報を細かくコントロールして取得できるようになります。