インストール

Claris FileMakerシリーズのインストール手順です。

まずは簡単に始めたいという方はClaris FileMaker Pro/Goへお進みください。 お使いのPCがあればそれ単体(ロカール環境)で手軽にお試し頂けます。

FileMaker Server

まずはFileMaker Serverの構築が必要です。 というものANNYYS®製シリーズはネットワーク環境で利用する前提で作られているので先にサーバーの構築が必要不可欠だからです。 ホストマシンとなるサーバ1台にダウンロードしたANNYYS®_Dを配備すれば、それだけでFileMaker Pro/GOがインストールされたネットワーク上の全端末でANNYYS®が利用できるようにななります。
FileMaker Sevverは以下の種類のマシン上に搭載する事ができます。いずれもマニュアルや基本操作方法のとおり配備すれば誰でも環境の準備ができます。 ANNYYS®製品シリーズではユーザーが自身が管理運用する場合は利用者が扱い安いマシンを選択するのがベストです。 少し不安な方はお近くのClarisパートナーに相談して専門家の助けを借りるのもお勧めです。
サーバーとして選択するOSでは以下のような特徴があります。ANNYYS®製品シリーズはどのマシンでも同じように動作します。
  1. macOS
    • オンプレミスサーバとして一番リーズナブルに調達できます。
    • 例えば最安のmacminiでも100人規模程度まで対応可能で、筐体も小さく場所を取りません。最も人気のある機種です。
    • CPUやハードウェアの性能が高いものを用意しようとすればかなり高額になりがちです。
    • Claris International Inc.はAppleの100%子会社です。(直結したメーカーであるという安心感も大切な要素です。)
    • クラウドでは使えません。サーバー専用OS(2022/4/21まであったが廃止された。)ではないのでサーバー向けの調整が必要です。
  2. Windwos Server
    • オンプレミスサーバとしては一番多く利用されている機種です。
    • 利用者が多いのでWeb上でも比較的多くの情報がすぐに入手できます。
    • 調達には機体とOSライセンスとCALという利用者数に応じたライセンスが必要で性能・利用者数が増えればその分コストがかかります。
    • 取扱いメーカやベンダーも多数あって比較的簡単にサポート業者が見つけやすいです。但し数が多い分取引の際は実績と実力のあるベンダーを慎重に選択する事が肝要です。
    • クラウドでも利用が可能で、利用者の選択肢が増えます。
  3. Linux(Ubuntu)
    • 他に類をみない安定感とコストパフォーマンスがありホストサーバーとして利用するには一番のお勧めです。
    • 利用者も多く情報もかなり入手できますが、使いこなすには専門知識と技術を要し、CLIといってコマンドで操作するのが主流です。
    • OSはLinuxで括られますがその中のディストリビューションという種類を強いられます。FileMaker ServerはUbuntu「ウブンツ」というディストリビューションを使います。 設定項目は多いですが自分でやれれば費用はかかりません。
    • メーカやベンダーも数多いですが、サポートまでできるベンダーさんを見つけるのは面倒かもしれません。
    • クラウドには最適です。ANNYYS環境をクラウドに展開するいはLinuxをお勧めしています。

FileMaker Pro/Go

  1. FileMaker ProはPCまたはノートPCにインストールします。
  2. FileMaker GoはiOS(iPad/iPhone)デバイスにインストールします。
Windows/macOSをサポートしているのでデバイスは幅広い選択肢があります。 Andoroidデバイス端末は直接の対応はありませんが、FileMaker ServerにはWebDirectインタフェースがありこれを活用すればWebブラウザからのアクセスが可能になります。
Apple社の製品になります。どの製品も対応可能です。
WindowsOSが搭載されたデバイスであれば対応できます。但しスペックが低すぎる機体は推奨できません。Corei5以上程度の性能があれば充分使えます。