FileMaker Serverをインストール(macOS)
FileMaker Sevrverのインストールサービスを提供しています。こちらからお申込み頂けます。
共通事項
- 本サイトではダウンロード版FileMaker Serverのインストールを前提に行います。
- FileMakerプラットフォーム動作環境 からサーバマシンがFileMaker Proに適合しているかご確認ください。
- 指定のダウンロードサイトよりサーバマシンに適合したインストーラをダウンロードしてください。
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指定のダウンロードサイトより
「ライセンス証明書ファイル(LicenseCert.fmcert)」をダウンロードしてください。
「ライセンス証明書ファイル(LicenseCert.fmcert)」はインストーラと同じ場所に配置してください。
インストール
- ダウロードした*.dmgファイルをWクリックするとインストールプログラムが表示されます。
- 診断プログラムが動する前に警告が表示されますので「許可」を選択してください。
- 診断プログラムが問題無く完了したらインストール開始画面が表示されます。「続ける」を選択してください。
- 使用許諾契約を読み、「続ける」を選択してください。
- 使用許諾契約の「同意」を選択してください。
- 「FileMaker Server プライマリマシン」を選択して、「続ける」を選択してください。
- 【ポイント】ユーザアカウントではfmserverではなくログインしているユーザー(管理者)を指定してください。 て、「続ける」を選択してください。
- ログインユーザーはデーモンユーザへの登録が必要です。以下のコマンドで登録できます。
- ライセンスキーが表示されている事を確認し、「続ける」を選択してください。
- Admin Consoleのアクセス時に利用するユーザ名/パスワードを登録します。PINはパスワードの再設定を行う時に必要になります。「続ける」を選択してください。
- インストールの準備ができました。「インストール」を選択してください。
- macOSのセキュリティ警告が出ます。macOSのアカウント(管理者)に紐づくパスワードを入力し「ソフトウェアをインストール」を選択してください。
- インストールが進行しますのでそのまま待機します。
- インストール完了のメッセージが出たら、「起動」を選択します。
- Admin Console画面が開きますので8で登録したユーザー名とパスワードで「サインイン」します。
- 初回のみ「セキュリティ設定」画面が表示されます。 サーバー証明書がある場合はそれを指定しますが、多くの場合手元にまだ無い(または必要としない)場合が多いでしょう。 「Clarisデフォルト証明書を使用」を選択して「保存」ボタンを押します。
- 「Clarisデフォルト証明書を使用」の警告が出ますが「リスクを受け入れる」を選択してここでは進みます。
- FileMakerServerが起動しました。「ダッシュボード」ではFileMakerServerの状態が表示されています。
- 「データベース」では「FMServer_Sample」ファイルがホストで展開されている事が確認できます。他のページも表示して色々確認してみましょう。
- Admin Console画面が開いたので、後ろに隠れていましたが、インストールの完了画面がそのままになっていますので「閉じる」を押します。
別に理由があってセカンダリマシンとしたい場合はこの限りではありません。
[登録]%sudo dseditgroup -o edit -a < ユーザ名 > -t user daemon
[確認]%>sudo dseditgroup -o read daemon
表示されたリストに< ログインユーザ名 >が確認できればOKです。
確認できない場合 冒頭の「ライセンス証明書ファイル(LicenseCert.fmcert)」ファイルがインストーラと同じ場所に無いのが原因です。
インストールを最初からやり直すか、あとから「ライセンス証明書ファイル(LicenseCert.fmcert)」を登録する事もできます。
この場合はライセンス証明書ファイルが登録されるまで試用版モードで起動します。
アップデート
バージョンアップの通知があればなるべく早めにアップデートを行いましょう。
- アップデートの多くには不具合の解消やパフォーマンスの改善が施されています。
- アップデート時は全ての端末からFileMakerSeverへのアクセスができなくなります。
FileMakerServerのアップデート方法
- アップデートファイル*.dmgを入手します。
- 現在のFileMakerServerの接続クライアントが無い事を確認します。あれば接続を解除してください。
- ここで念のためFileMakerServerでホストしていたファイルのバックアップを取得しておきます。
- ターミナルから以下のコマンドを使ってFileMakerServerを停止します。
- $sudo launchctl stop com.filemaker.fms
- $sudo launchctl start com.filemaker.fms
- コマンドを実行してから10秒くらいしたら、最新のアップデータを実行します。
- アップデートが完了したら、Admin-Consoleを立ち上げFileMaker Serverが正しく起動している事をご確認ください。
FileMaker Server プロセスの停止
FileMaker Server プロセスの開始(アップデートではこのコマンドは使いません)
FileMaker Server プロセスが停止するのに少し時間がかかります。
しかしあまり時間を空けすぎる(60秒とか)FileMaker Serverが自動で復帰してしまうので、その場合は4のコマンドからやり直してみてください。
以前は「アンインストール」の後「新たにインストール」とする方法しか無くその都度、設定をやり直していましたがアップデートでは設定がそのまま引き継がれますのでお勧めです。